壁紙の変色はシロアリのサイン?
シロアリは床下や壁の内部にある木材を加害するため、被害の初期段階では外から異常が分からないことが少なくありません。
そのため、建物の表面に現れるわずかな変化が、内部の異常を知る手掛かりになることがあります。その一つが、壁紙(クロス)の変色です。
壁紙が変色する理由
シロアリによる被害が進行すると、壁の内部で木材が傷み、周囲の環境が変化します。
その影響が壁紙の表面へ現れ、黒ずみやシミのような変色として確認されることがあります。
ただし、壁紙の変色はシロアリだけが原因ではありません。雨漏りや結露、水漏れなどによっても同様の症状が現れることがあります。
表面の汚れと内部からの変色
壁紙の表面に付着したカビや汚れは、軽くこすると落ちる場合があります。
一方、壁の内部が原因となっている変色は、表面を拭いても変化しないことがほとんどです。
シロアリによる被害では、このような内部から現れる変色が見られることがあります。
壁紙の変色だけでは判断できない
壁紙が変色しているからといって、必ずシロアリ被害とは限りません。
一方で、床下でシロアリが確認されている場合や、羽アリの発生、木材の空洞音など、ほかの症状があわせて見られる場合は、シロアリによる被害も原因の一つとして考えられます。
壁紙の変色は、建物内部で起きている異常を知らせるサインの一つとして確認することが重要です。
まとめ
シロアリによる被害は、建物の内部で進行することが多く、初期の段階では気付きにくい特徴があります。
壁紙の変色も、その変化が表面に現れる現象の一つです。