ヒラタキクイムシ
シロアリの被害と思われる症状の中には、別の虫によって生じるものがあります。
木材に穴が開いている、細かな木粉が落ちている、羽のある虫が出てきた、といった現象だけでは、シロアリとは判断できません。
代表的なものとして、ヒラタキクイムシなどの木材を加害する昆虫があります。
ヒラタキクイムシの幼虫は木材の内部を食べながら成長し、成虫になると木材の表面に小さな丸い穴を開けて外へ出ます。
このとき、穴の周囲や床などにきな粉のような細かな木粉が見られることがあります。
シロアリとの見分け方
ヒラタキクイムシでは、木材表面の小さな丸い穴と細かな木粉が代表的な手がかりです。
シロアリでは、蟻道がつくられる、木材内部が食害される、羽アリが発生するといった異なる特徴が見られます。
ただし、見た目だけでは判断しにくい場合もあります。
虫そのものだけでなく、穴の形や大きさ、木粉の状態、発生している場所、木材内部の状態を確認します。
シロアリと似た症状があっても、原因となる虫によって確認方法や対処方法は異なります。