シロアリ防除工事では、建物の構造や被害の状況を確認し、床下の木部や土壌など必要な場所に薬剤処理を行います。
すべての住宅で同じ処理を行うわけではありません。建物の構造、シロアリの侵入経路、被害の広がりなどによって施工する場所や方法を判断します。
ここでは、一般的なシロアリ防除工事で行われる主な作業を説明します。
薬剤処理|建物への侵入と食害を防ぐ
一般的な薬剤処理では、床下の木部や土壌などに液体薬剤を処理します。
建物の構造によって処理する場所は異なりますが、主に次のような場所を確認しながら施工します。
木部処理
土台・大引き・束柱など、シロアリの侵入や食害を受ける可能性のある木部に薬剤を処理します。
土壌処理
基礎際や束石まわりなど、シロアリが地中から建物へ侵入しやすい場所を中心に薬剤を処理します。土壌に薬剤処理層を形成し、地中からの侵入を防ぐことが目的です。
コンクリート部分の処理
床下がコンクリートの場合でも、基礎との接合部、ひび割れ、配管まわりなどが侵入経路になることがあります。建物の状態に応じて必要な場所を処理します。
穿孔(せんこう)処理が必要な場合
表面からの処理だけでは薬剤が届かない場所では、小さな穴を開けて内部へ薬剤を注入することがあります。
すでにシロアリの侵入が確認されている木材内部や、増築・改築によって部材が重なり、通常の方法では処理しにくい場所などで行います。
穿孔処理はすべての住宅で行うものではなく、建物の構造や被害状況を確認して必要な場所に行います。
