シロアリの侵入サイン:羽アリの見つけ方
春から初夏にかけて、住宅の周辺や室内で羽を持ったアリ(羽アリ)が見られることがあります。
羽アリにはシロアリの羽アリと、一般的なクロアリの羽アリがあります。見た目が似ていますが、羽の形や胴体、触角を見ることで見分けることができます。
1. シロアリとクロアリの判別
シロアリとクロアリは分類上まったく別の昆虫です。羽アリを見つけた場合は、次の特徴を確認します。
| 特徴 | シロアリの羽アリ | クロアリの羽アリ |
|---|---|---|
| 羽の形状 | 4枚ともほぼ同じ大きさ | 前羽の方が大きく、後羽が小さい |
| 胴体 | 寸胴でくびれがない | 胸部と腹部の間が細くくびれている |
| 触角 | まっすぐ(数珠状) | 途中で折れ曲がっている |

2. 羽だけが落ちている場合
シロアリの羽アリは、飛行後に着地すると羽を落とします。そのため、羽アリそのものが見つからなくても、窓際や玄関、浴室などに同じような大きさの羽がまとまって落ちていることがあります。
羽が多数まとまって見つかった場合も、シロアリの活動を確認する手がかりになります。
3. 室内から羽アリが出てきた場合
室内で羽アリが発生している場合は、住宅の内部やその近くにシロアリの活動場所がある可能性があります。
特に、柱や敷居、窓枠などの木材の継ぎ目や小さな隙間から出てくる場合は、出てきた場所そのものが重要な確認箇所になります。

4. 羽アリを見つけたら
羽アリを見つけても、その場ですぐに住宅の被害状況まで判断することはできません。
まず、羽アリが出てきた場所や数、羽の形などを確認します。室内から多数発生している場合は、周囲の木材や床下なども含めて確認することで、シロアリの活動範囲を判断する手がかりになります。