シロアリ防除薬剤とは
シロアリ防除薬剤は、建築物等をシロアリの食害から保護するために使用される薬剤です。
現在のシロアリ防除では、薬剤処理による防除が広く選択されており、建物の構造や被害状況に応じて、床下や木部などへ処理が行われます。
薬剤にはさまざまな種類があり、有効成分や作用の仕組み、持続期間などに違いがあります。
薬剤の役割
シロアリ防除薬剤の役割は、大きく二つに分けられます。
一つは、建築物への侵入を防ぐことです。
土壌や木部へ薬剤を処理することで、防除層を形成し、シロアリが建物へ侵入しにくい環境をつくります。
もう一つは、建物内で活動しているシロアリを殺滅することです。
現在では、薬剤が巣の中へ広がる性質を利用した防除方法が主流となっています。
シロアリ防除薬剤は、住宅での使用を前提として、有効性と安全性の両面について評価された製品が使用されています。
また、薬剤ごとに有効成分や特徴が異なり、建物の構造や施工方法に応じて選択されます。
薬剤の種類
シロアリ防除に使用される薬剤は、作用の仕組みによっていくつかの種類に分類されます。
駆除の場合には、シロアリが薬剤を避けにくい非忌避性薬剤がよく用いられます。
予防の場合には、シロアリを寄せ付けない作用の強いピレスロイド系のものなど各種薬剤が使用されています。
また、皮膜を形成させる薬剤以外にも、ベイト工法で使用される置き薬タイプのものも存在します。