シロアリのサイン
シロアリ被害は、ある日突然目に見える形で現れるわけではありません。多くの場合、「なんとなくおかしい」という小さな違和感から始まります。ここでは、住宅内で見られる代表的なシロアリ被害のサインをご紹介します。ただし、これらの症状があるからといって必ずしもシロアリとは限りません。一つの目安として参考にしてください。
床がふわふわする
最も多い相談の一つです。歩いた時に「柔らかく感じる」「沈む感じがする」「たわむ感じがする」場合は注意が必要です。床下の木材がシロアリや腐朽菌によって傷んでいる可能性があります。特に、浴室周辺、洗面所周辺、玄関周辺は被害が見つかりやすい場所です。
ドアや襖が閉まりにくくなった
以前は問題なく動いていた建具が、「引っかかる」「閉まりにくい」「隙間ができる」ようになった場合、建物の変形が起きている可能性があります。原因は様々ですが、床下や土台部分の劣化が関係していることもあります。
柱や敷居を叩くと軽い音がする
木材の内部が空洞になると、叩いた時に「ポコポコ」「コンコン」と軽い音がすることがあります。ただし木材の種類や構造によって音は変わるため、音だけでシロアリと判断することはできません。同じ部材の別の場所と比較することが大切です。
木材を押すとへこむ
表面はしっかりしているように見えても、内部が食害されている場合があります。ドライバーなどで軽く押した際に、「異常に柔らかい」「簡単に刺さる」という場合は注意が必要です。
羽アリが家の中で発生した
春から初夏にかけて羽アリが発生することがあります。羽アリは必ずしもシロアリではありませんが、家の中から大量に発生した場合は確認する価値があります。
窓際や玄関に羽だけが落ちている
シロアリの羽アリは飛び立った後、自ら羽を落とします。そのため、窓際・玄関・照明の周辺などで大量の羽だけが見つかることがあります。羽アリ本体よりも先に羽に気付くケースも少なくありません。
被害があっても症状が出ない場合がある
シロアリ被害で注意したいのは、症状が全く出ない場合があることです。床下や壁の内部など、普段見えない場所で被害が進行していることもあります。そのため、「症状がないから大丈夫」とは言い切れません。
まず確認したいこと
次のような症状が複数当てはまる場合は、一度状態を確認することをおすすめします。
- 床がふわふわする
- 羽アリを見た
- 羽が落ちている
- 木材が柔らかい
- 柱の音が違う
- ドアが閉まりにくい
【シロアリ対策のガイド】
シロアリ被害を防ぐために必要な知識を、4つのテーマで整理しました。

