2014年02月24日 チェック

こういうのを欠陥住宅と言うのだろうかと思う
事が時々あります

我々はシロアリ駆除という仕事柄
床下での作業が多いわけです

家が完成してしまえば見えない部分を
目の当たりにします

見えないだけに故意に手抜きしてあるのか
はたまた年数の経過で変化していったのかなどと
疑心暗鬼になったりします

本来なら縁の下の力持ちと言われるような部分なのですが
縁の下ではこんな状態になっていました


床上はローカです
経年とともに、支えられていない写真右側付近の床が
ふわついてくるはずです


こちらは広間の床下中央部です

これまでたくさんの家を見てきましたが
この状況には少々驚きました

画像中央の横長コンクリートの下がポッカリあいています

本来ここには何百kgもの栗石が突き固められているはずです

床の荷重が金属の束柱に伝わり、そこから横長コンクリートに伝わり
栗石に伝わり地盤へと伝わっているのが本来の構造です

詰まっているはずの栗石は、お城で言えば石垣に当たるところです
が、これでは支えているどころか宙ぶらりんです

心配になり家の四周、各部屋の四周の基礎を調べてみました
幸いこちらはきちんと施工されているようでした

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