三重県四日市市のシロアリ駆除・予防業者 加藤防虫 > 施工事例 > チェック > 見た目は綺麗でも中身はスカスカ?三重県のプロが教えるシロアリ診断術

2026年05月02日 チェック生態

1. シロアリは「表面」を残して中身だけを食べる

シロアリの恐ろしいところは、木材の表面を薄皮一枚残して、内部だけをきれいに食べてしまうことです。そのため、一見すると異常がないように見えても、実は深刻な被害が進んでいることが少なくありません。これが、専門家による積極的な調査が必要な理由です。

2. ハンマーで叩いて「空洞音」をチェック

もし木材内部が食べられて空洞になっている場合、ハンマーで軽く叩くと「ポコポコ」「ぽこんぽこん」といった、中身が抜けているような音がします。


ハンマーによる打診調査

ハンマーによる打診調査

【判別のポイント】
木材の中には、もともと薄く作られていて高い音がするものもあります。大切なのは、同じ部材の他の場所と叩き比べてみて「その部分だけ音が変わらないか」を比較することです。動きが活発な場合は、叩いた後にわずかな「警戒音」が聞こえることもあります。

3. 「土」か「湿った腐れ」か。中身でわかる被害の正体

音が怪しい場所には、細い針やドライバーを刺してみます。表面は硬くても、奥が空洞ならスッと抵抗なく刺さってしまいます。少しほじくってみて、中から出てくるもので正体を判断します。

  • 乾いた土のようなもの: シロアリの食害である可能性が高いです。
  • チーズのように柔らかく、水分を含んだもの: 「腐朽菌(ふきゅうきん)」による腐れの可能性があります。


ドライバーや針による確認

ドライバーや針による確認

4. 不安を感じたら「五感」を使って確認を

叩いて音が違う、押すと凹む…そんな違和感は気のせいではありません。もし和室で症状があるなら、畳を上げて床下を覗いてみるのも一つの方法です。

少しでも「おかしいな」と感じたら、手遅れになる前にご相談ください。三重の家を熟知したプロが、音と感触の「目利き」でお宅の状態を正直にお伝えします。

壁の裏側の実例については ▶
叩くだけの検査では分からない。壁の裏側で「耐震部材(筋違い)」が食い荒らされていた実例

5. 【実例】1階と2階の間で見つかったシロアリの痕跡

「うちは2階建てだから、上の階は大丈夫」と思っていませんか?実はシロアリは、木材の中を通って高い場所まで移動します。

1階と2階の間のシロアリ被害
蟻土の付着

写真は、実際にあるお宅の「1階と2階の間」の木材です。よく見ると、シロアリが運んできた土や排泄物が混ざった「蟻土(ぎど)」が付着しています。一見しっかりしているように見えたこの木材も、ドライバーで突いてみると中身が完全に空洞になっていました。

表面の薄皮一枚を残して食べ進めるシロアリの習性は、こうした「見上げないと気づかない場所」で静かに進行しています。「まさかこんな高い場所まで?」という驚きが、手遅れになる前の発見に繋がります。


三重県内での実際のシロアリ駆除予防の全体像については、こちらの【加藤防虫シロアリ対策部トップページ】からご覧いただけます。建物の初期診断も承っております。

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