「なぜシロアリは『お風呂』と『玄関』が大好きなのか?家の弱点を知って被害を最小限に防ぐ」
1. シロアリが「真っ先に向かう場所」があります
どこから家を食べ始めるかわからないシロアリの行動ですが、実は彼らには「好み」といえそうな場所があります。
三重県の現場を回っていると、被害の大きな部分はほぼ決まって「お風呂場」と「玄関」にあります。なぜこの2か所が狙われるのか、その理由を知ることで、効果的な対策が見えてきます。
2. お風呂場が「シロアリの天国」になる理由
昔ながらのタイル貼りのお風呂はもちろん、最新のユニットバスでも油断はできません。彼らにとって、お風呂場は以下のような「天国」の条件が揃っています。
- 見えない水漏れ: タイルのひび割れや、ユニットバスの隙間から漏れたわずかな水気が、床下の木材を湿らせます。
- 一年中暖かい環境: 冬場のお風呂場の余熱は、寒さに弱いシロアリにとって絶好の活動拠点になります。「お風呂が一番暖かい」のはシロアリも同じです。
3. 玄関の「意外な落とし穴」
実は、お風呂場以上に深刻な被害になりやすいのが玄関です。見た目ではわからない構造や環境に原因があります。
- 構造上の弱点: 入口ドアから内側のコンクリートと外側のコンクリートが一体成型でないと、その「つなぎ目」がシロアリの侵入経路になります。
- 隠れた侵入経路: 框(かまち)とコンクリートのすき間、ドア枠の裏側など、化粧材で覆われた見えない部分から侵入が始まります。
- 環境的な要因: 雨で濡れた靴や傘で出入りすることで、周辺の部材が湿気を帯びやすくなるのもシロアリを呼び寄せる要因です。
4. 弱点が分かれば、守り方が決まります
もちろん、押し入れや台所の床下など、他の場所からシロアリが発生することもあります。そうした簡単に見ることのできない箇所は、やはり専門業者による点検が安心です。
まずは「お風呂場」と「玄関」。この2大弱点を日頃のセルフチェックポイントにしましょう。特別な準備をしなくても確認しやすい場所だからこそ、日々の小さな意識が大切なお家を守る第一歩になります。
「うちのお風呂や玄関、少し心配かも…」と思ったら
「玄関の枠が少し浮いている」「リフォーム予定があるけど確認してほしい」
そんな具体的なお悩みも、三重の現場を知り尽くしたプロとして丁寧にお答えします。

