打診検査だけでは分からない!三重県の住宅で耐震部材(筋違い)が食われた実例
1. 見たり叩いたりするだけの「簡易検査」では見えない真実
シロアリは普段、私たちの目につかない場所で活動しています。そのため、表面を叩いて音を確認するような簡易検査だけでは、内部の深刻な状況が判明しないことが多々あります。
この現場では、床下での作業中に偶然見えた「わずか2cmの隙間」が、重大な被害を発見するきっかけとなりました。
2. 家の強度を支える「筋違い(すじかい)」の食害
壁の隙間から覗くと、そこにあるはずの「筋違い」にわずかな異変が見受けられました。
筋違いとは: 柱と柱の間に斜めに取り付けられ、家が左右に倒れようとする力を支える「耐震上、非常に重要な部材」です。ここが食べられてしまうと、家の地震に対する強さは著しく低下します。
表面はわずかなささくれ程度でしたが、上部まで食害が拡がっている疑いがあったため、壁を取り壊して確認したところ……やはり上の方まで被害は深刻化しており、部材を交換する事態となっていました。
3. 侵入の原因は「床下」ではなく「家の外」にありました
さらに調査を進めると、驚くべき事実がわかりました。筋違いから少し離れた「土台」が、手がすっぽり入るほど空洞化していたのです。
通常、これほどの被害があれば床下の基礎に「蟻道(ぎどう)」が見えるはずですが、どこにもありませんでした。実は、原因は建物の外側に隠されていました。
- 外壁側の家庭菜園: 建物の外で土が高く盛られ、セメントで固められていたため、土台が隠れて土と直に接触する状態になっていました。
- 見えないルート: シロアリは外側の土の中から直接土台に侵入しており、床下点検だけでは絶対に発見できないルートを構築していたのです。
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シロアリ調査の「不安」を解消するために。三重県の職人が大切にしている「説明の質」
4. だからこそ「徹底した調査」が必要です
この事例のように、シロアリは私たちの想像を超えた場所から侵入し、家の骨組みを蝕みます。「うちは大丈夫」という思い込みや、簡易的な検査だけでは、本当のリスクは見抜けません。
「最近、壁から変な音がする」「外壁周りの土が気になっている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。壁の裏側にある本当の状態まで、プロの目で見極めます。
三重県内での実際のシロアリ駆除予防の全体像については、こちらの【加藤防虫シロアリ対策部トップページ】からご覧いただけます。建物の初期診断も承っております。




