「シロアリ駆除をしたのに、まだ虫がいる…」それ、実は薬剤がしっかり効いている証拠かもしれません。
1. なぜ「即死」させないのか?遅効性薬剤の驚くべき仕組み
シロアリ駆除を終えた後、「まだシロアリが動いているのを見た」と不安になるお客様がいらっしゃいます。実はこれ、最新の薬剤の「あえて効き目を遅らせる」という性質によるものです。
【遅効性・非忌避性薬剤のメリット】
- 警戒されない: シロアリが嫌がる臭いや刺激がないため、彼らは気づかずに薬剤の上を通ります。
- 仲間へ広める: 体に薬剤をつけたシロアリが巣に戻り、仲間と接触することで、薬剤がバケツリレーのように巣全体へ行き渡ります。
- 環境に優しい: 巣の根源まで薬を運ばせるため、従来よりも少ない薬剤量で効率的に壊滅させることができます。
もし即効性の薬でその場で死なせてしまうと、巣の奥にいる女王アリや他の仲間まで薬を届けることができません。工事後に見かけるシロアリは、いわば「薬を巣に運ぶ仕事」を終えた後の姿なのです。もう食害する力はありませんので、掃除機で吸い取るなどしていただいて大丈夫です。
2. それでも生き残る「特殊なケース」とは?
一方で、構造上の理由でどうしても薬剤が行き渡りにくい箇所があるのも事実です。
- 増改築を繰り返している建物: 壁の中に古い基礎が隠れているなど、構造が複雑な場合。
- コンクリートに埋もれた木材: 物理的に薬剤を注入するのが困難な場所がある場合。
こうしたケースでは、追加で薬剤を充填するなどの再処置が必要になります。これは手抜きではなく、建物の構造に合わせた「追い打ち」の作業です。
3. 結び:工事が終わってからが、本当のお付き合いの始まり
シロアリ駆除は、薬をまいて終わりではありません。工事後にシロアリを見かけたら、それが「薬の効果によるもの」なのか「構造上の死角」によるものなのか、プロが判断する必要があります。
三重県で40年以上、一軒一軒の構造と向き合ってきた私たちは、施工後のアフターケアこそが最も大切だと考えています。少しでも不安な動きを見つけたら、すぐに私たちを呼んでください。納得いただけるまで、誠実に対応させていただきます。
「駆除したはずなのに心配…」そんな時はすぐにご連絡を
「まだ数匹歩いている」「羽アリが出てきた」など、どんな些細なことでも構いません。
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