今シロアリ予防工事をさせていただいている建物の全景です
建物本体の広さが平均的住居の3倍くらいあるのですが
それにも増してたいへんに敷地が広いお宅です
野球場のプレーグラウンドくらいはゆうにあります
これだけ広いと測量にも時間がかかります
・平方メートルと坪
シロアリ工事の見積もりをする場合、建物一階面積を基準に算出します
その際、〇〇坪ですねと言うと、若い世代のかたで建築関係者でもない場合は
あまりなじみがなくピンと来ないようです
1坪はおよそ3.3平方メートルです
1坪というのはタタミ2枚分の広さです
現在では坪と平方メートル換算の数値は統一されているようですが
そもそも京間、江戸間、中京間のようにそれぞれタタミの大きさが違っていました
つまり同じ坪数であっても地方によって実際の広さは異なったわけです
京間サイズのタタミに馴れていると、江戸間は小さくかなり違和感を感じます
近年では団地間とか団地サイズとかいう表示もあるので
何かを購入する際には実際に確認してから決めるほうがいいと思います
ちなみに300坪=タタミ600枚の広さが1反(たん)です
また1石(こく)なのだそうです
大江戸八百万石とか加賀〇〇万石のことですね
1石の田んぼから成人ひとり一年分のお米がとれるとされていました
石高が多い藩ほど田んぼ・領地・領民が多く戦争の際には
より多くの兵隊をかり出せる事を示唆していたそうです
もう数え切れないくらい
ミサワホームさんが建てた住宅を
見てきましたが
しっかりしてますね
もちろん他の建設会社にも
これらの写真のように部材が縦横にしっかり立って整然と配置されている写真を見せて
「床下の写真です」
と言うと、あたりまえの家の写真、普通の家の写真だと思う人がほとんどです
でも、こうでないほうが普通に多いです
『もうちょっとちゃんと施工できないかな』と思う建物のほうが・・・
あくまで私、加藤だけの経験上の私見です
家の外側はシロアリの処理をしない、という防除業者がたくさんいます
「外に薬剤を撒いたりすると流れ出ていくからやらないようになっている」
「ほとんどの場合シロアリは建物内部からしか侵入しないから大丈夫」
というような理由からです
しかし、シロアリは外部からも侵入します
まれに、ではありません
相当数の事例があります
建物の状況により、外部への処理も必須事項です
ただし、外部へ大量の薬剤を撒いたりすれば当然雨水などで流れ出る可能性があります
大量の薬剤は不要です
要領さえわかるようになれば、必要最小限の薬剤で外部処理もしっかりこなせるようになります
外壁の板が下のコンクリート面までいっぱいに張ってあります
できるならば一番下の部分を数センチでも切り取っておいたほうがいいですね
建物を支え取り囲んでいる基礎コンクリートと、建物周囲に水平ベタ打ちしてあるセメント面が接する部分にひび割れができています
年々、コンクリートやセメントが乾燥収縮するためです
そのひび割れの下の土中からシロアリがはい上がり、さらに外壁内部と基礎コンクリートのすき間を伝って建物上部へ拡がり食害しています
このようなすき間からシロアリが侵入している場合、そこに見えるはずの蟻道がかくれてしまって発見が遅れやすいものです
外部への処理は不要とする業者の施工方法では見落としやすい部分となってしまいます
津市内での無料点検対応地域
旧津市、津市河芸、津市芸濃、津市安濃、津市美里、津市久居、津市一志、津市白山、津市美杉
「もしもし、シロアリに食べられた穴が大きくなってきたような気がするんですが・・・」
昨年シロアリ工事をさせていただいた〇〇様からお電話がありました
シロアリ工事を行い完全に駆除したのに、何年か経つと食害されていた部分あたりが
フワフワしてくる事があります
また木の表面が柔らかくなり、めくれてくる事もあります
シロアリは多くの場合、木の表面だけを薄く残して中身を食べます
最初はパリッとして張りがあった表面でも、徐々に水分を吸ったり、物が当たったり
重みがかかったりする事で柔らかく弱くなるんですね
しかしながら、この状況の場合、なかなか納得していただけないことが多いのです
以前はなんともなかった部分がだんだん変化してきた
そして、さらにそこはかつてシロアリにやられた箇所のすぐ近くである
『まだシロアリがいるのではないか?』
『またシロアリが再発生したのではないか?』
そう感じるのも当然かもしれません
何にしても、直接現場に行って状況を確認するため、日程をうちあわせて検査に
お伺いいたしました
この柱にはニス塗りが施されていて、もともと生の木材生地より表面が固い状態でした
薄く残っていた木材表面とニスが合わさって、薄いながらも
格別パリッとした硬さを保っていたようです
それが一気に破れたようです
その原因はわかりませんでしたが、ほとんどの場合点検するため指で押したり
掃除道具の接触がきっかけになることが多いようです
徐々に水が染み込んでいった場合、木の中が柔らかくなっていたり変色していたりしますが
破れた奥の部分を見てみるときれいに乾いていて、切ったばかりのような木材面のようでした
シロアリはいませんでした
異常なしですが
薬剤の追加注入をしてさらに安心していただいたようです
三重県津市雲出地区で中古住宅のシロアリ被害診断を実施後、工事を行いました
住宅購入前のご依頼は多いのですが、今回は購入してすでにお住まいになっている建物の診断・工事です
まずシロアリ被害診断をしたときには、建築後の経過年数の割には外部トタンがとても新しい事が目につきました
診断の結果、床下等目視できる箇所で多くの食害部分が見つかりました
そして、トタンの内部下地にもシロアリの食害が疑われる状況でしたが、リフォームしたばかりの新しいトタンをはがすのは施主様も気をよくされないことと判断して説明のみにとどめました
診断ではほとんどの場合、部材を大きく切り取ったりすることはなく目視やハンマーで木材を叩いて調べる段階までで終了します
しかし、実際に駆除工事をするにあたっては建物全体の確実な殺虫と予防が絶対に必要なので、後日の駆除工事では施主様の了解を得たうえで新しいトタンを一部はがしてみました
外壁リフォームは多くの場合、古くなった元々貼ってある板壁やトタンなどを取り払いません
取り払わず、その上に新しいサイディングやトタンを貼り付ける事が多いのです
その方が費用が安く、工期も短いというメリットがありますが、反面デメリットも存在します
建物を何層にも覆ってしまうため通気が悪くなり蒸れを生じさせることと、もともとの外壁の劣化・傷み具合がわからなくなってしまうことです
新しいトタンの一部を取り外してみると案の定、シロアリに食べられた木製の旧板壁が露出しました
問題となるのは、それが食べられた跡ではなくシロアリがいたこと
つまり食べられている途中、最中だったことです
新築建造物ではないので経年劣化した箇所があるのは仕方ないかもしれません
シロアリに食べられた跡があってもおかしくないかもしれません
しかし、現在進行中のシロアリがいる場合、駆除せずに新しいトタン材料などで建物を包んでしまうと通常の経年劣化よりはるかに早く建物が傷んでしまう可能性があります
包んでしまうと、本来発見できたはずのシロアリによる食害進行の状況が見えなくなり、被害が大きくなってからしかシロアリに気付けない可能性が高いからです
良質そうな物件を見て、これならこのくらいの年数は住めるだろうから維持費もこれくらいだとの見当をつけて住宅を購入する
しかし、シロアリの発見が遅れることにより、短期間で傷んだ建物に気づき考えてもいなかった出費に迫られる、また売り主と係争になるということがしばしばありました
近年はシロアリ関係の保証もついているので懸念は少なくなったかもしれませんが、初めから処置できていれば後々の心配事も減るはずです
今回は、念のためシロアリ調査をしてほしいとのご依頼によりシロアリの早期発見ができました
また、幸い躯体(家の骨組み)には大きい被害がありませんでした
津市内での無料点検対応地域
旧津市、津市河芸、津市芸濃、津市安濃、津市美里、津市久居、津市一志、津市白山、津市美杉
事業所名:加藤防虫
所在地:〒510-0885
三重県四日市市日永5-7
電話:059-346-9544
お電話、またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
折り返し、施工技術者からご連絡いたします。
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三重県内からはフリーアクセスでつながります
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